Yutaka Akai (赤井 裕)
学位なし(東京農業大学大学院を1年1ヶ月で中退)。
民間の立場で自然環境・野生生物等の解説・情報発信を行うネイチャー・ライター。29年間にわたり月刊専門雑誌等での連載および寄稿記事を執筆。2018年から、主な執筆の場をネット上の活動にシフトし、情報発信を行っている。
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(2019年6月撮影)
東京生まれ。
日本大学農獣医学部(当時)卒。
国立科学博物館及び東京大学総合研究資料館(当時)にて、技術補佐員を累計5年1ヶ月務めたあと、千葉県にて地方上級公務員(研究職)技師及び主任技師として計7年5ヶ月、公益財団(内閣府認定)日本生態系協会主任研究員として5年間、野生生物及び自然環境分野の研究と啓発活動に従事。平成7年度東京大学客員研究員。平成14~15年度明治大学総合講座(生物多様性)非常勤講師。
この間、政府及び各自治体の施策実施及び方針策定に関わる委員等として、
文化庁天然記念物ミヤコタナゴ保護増殖調査事業事務局
環境庁(当時)絶滅のおそれのある野生動植物種モニタリング委員
環境庁(当時)環境教育の総合的推進委員
種の保存法絶滅のおそれのある野生動植物種保存推進員
農水省ダムアセス委員会ワーキング委員
都市緑化技術開発機構エコロジカルネットワーク研究会委員
埼玉県レッドデータブック編纂委員
千葉県臨海開発地域等動植物影響調査会
千葉県史自然誌(動物)執筆委員
千葉県史自然誌(植物)執筆委員
滑川町エコミュージアムセンター運営委員
東京都立水元公園(水産試験場跡地)基本計画検討委員
等に任命。
環境教育がわかる事典(柏書房)、
学校ビオトープ(講談社)、
都市の中に生きた水辺を(信山社サイテック)、
メダカの飼い方(エムピージェー)、
タナゴのすべて(マリン企画)、
その他著書多数(上記はいずれも共著)。
ビデオ科学館「メダカ」(アスク講談社)の共同監修や生きもの大図鑑(世界文化社)の編集協力、総合的な学習の時間等における小中学校での出前授業や親子教室での講演(東京都葛飾区、千葉県千葉市、北海道帯広市)など、子ども教育分野でも積極的に指導に参加。
自然環境分野の指導者養成の依頼を受け、国、及び自治体が開催する自然環境学習講座、環境教育指導者養成講座の講師を累計140回以上担当(環境省、東京都、千葉県、埼玉県、岡山県、東京都葛飾区、新島村、千葉県千葉市、船橋市、佐倉市、北海道帯広市、広尾町など)。
民間においても、国際ロータリー(千葉)、ガールスカウト(東京)、倫理法人会(北海道)、新宗連(東京)、全逓(群馬)、等の各種団体、また上場企業を含む企業の社員研修会等にて、地球環境分野の講演や指導活動を積極的に行っている。
中国、ロシア、フィリピン、インドネシア等野生生物や地球環境分野での海外渡航歴も多く、海外での 学術講演を過去2回行っている(中国科学院水生生物研究所、上海海洋大学)。また日本生態系協会が実施した環境教育先進地視察に参加しドイツ、ベルギー、ノルウェー、アメリカ合衆国、カナダ、及び国際団体(OECD本部、国連環境計画本部)から収集した先進情報を日本へ紹介する事業にも携わった。
その後、株式会社広瀬取締役となり (2004~2016年) 、同社が理念及び製造特許を有する軟焼結土顆粒に微生物を定住させる技術を応用した水環境再生、植物育成及び農業利用技術などの開発に携わるとともに、一般家庭でも生物生息や観賞を楽しめる「小さな大自然の店」店舗事業を担当。